■セルフ式GSで気を付けなければならないことは?
ガソリンスタンド(以下、GS)で燃料を給油するとき、量や金額を指定して給油することもできますが、可能な限り多く入れる「満タン」で給油する人も多いでしょう。
そして、有人のフルサービスGSではスタッフが給油口のギリギリまで「継ぎ足し給油」をする光景を見かけますが、セルフ式GSでそれはNGとされているのですが、なぜなのでしょうか。
【画像】「え…!」 これが給油口の中身です! 意外な構造を画像で見る!
実は、スタッフが給油してくれるフルサービスと、ドライバー自らが給油するセルフサービスで満タン給油の考え方は異なるのです。
フルサービスGSで継ぎ足し給油が可能な理由について、大手石油会社に聞いてみました。
「GS経営者や管理者業務にあたるためには『危険物取扱者・乙種第4類』の免状が必須になります。
この免状を持っている経営者や管理者業務の指揮・管理・監督のもとであれば、免状が無くても給油することが可能になります。
フルサービスGSでは、管理・監督のもとスタッフが給油作業を行います。そのため、要望があれば継ぎ足し給油を行うことが可能となっています」
フルサービスGSでは要望すれば給油口ギリギリまで満タンにすることができるといいますが、吹きこぼしなどの注意もあるため給油前にスタッフに確認すると良いでしょう。
一方、セルフ式GSでの継ぎ足し給油がNGである点については次のように言います。
「フルサービスとセルフサービスの大きな違いは、お客さま自身が燃料を給油するか、給油しないかです。
セルフサービスでは基本的にスタッフが給油をすることはなく、お客さまが給油することから、GSの管理業務者からの指揮・管理・監督からは外れることになります。
継ぎ足し給油は、燃料の吹きこぼしや引火などさまざまな危険性があり、そのためオートストップしてからの継ぎ足し給油は控えるように周知をさせていただいています」
継ぎ足し給油のほかにも、セルフ式GSでは安全に給油するためにやってはいけないNG行為があります。
まず「手を離して給油する」はやってはいけません。燃料の給油量は、セルフ式GSでは毎分30リッターから35リッターです(フルサービスは毎分45リッター)。
1秒あたり約0.58リッターとなり、500mlのペットボトルが1秒で空になる流量ですから、給油中にレバーから手を離したとたんにノズルが外れる可能性もあり危険です。
また、スマートフォンやそのほか電子機器を使用しながらの給油は注意力散漫になり、吹きこぼしを招く恐れがあることから控えたほうが良いでしょう。
ほかにも、「エンジンを始動したまま給油する」とエンジンの熱や火花が引火源になる危険性があるほか、静電気放電はガソリンのような可燃性物質を着火させ火災を引き起こすことから「静電気除去シート」に触れずに給油することもNGです。
そして、タバコやライター、電子タバコなどの火気類はもちろん厳禁です。
危険物を扱っているということを意識して、セルフ式GSでは注意して給油しましょう。
※ ※ ※
万が一、燃料が吹きこぼれてしまったらどうすれば良いのでしょうか。
まずはすぐに拭き取ることが大切で、セルフサービスの静電気除去シートの近くに備わっているウエスで拭きとりましょう。
ただし注意点もあり、前に給油した人の拭きこぼした燃料がウエスに染み込んでいる場合は、汚れたウエスでボディを拭くと余計に燃料が付いてしまう可能性もあります。
もしウエスが汚れていたら、最寄りスタッフに交換を依頼すると良いでしょう。
または、吹きこぼれた燃料を水で流すもの良い方法です。セルフ式GSでは、給油レーンのそばに水を備えてある場合があり、すぐに洗い流すことでボディのダメージを防ぐことができます。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
「潜水艦貸して…」もう辞めます!?「金欠の大国」 “超音速機ゼロ”の後の課題 海軍改革の布石は?
新車266万円! トヨタ「小さな高級車」斬新すぎて“反響殺到”!「オトナに似合うコンパクト」「豪華インテリアが最高!」の声も! 全長4m“ちょうどいい”サイズにクラス超え「上質ブロンズ仕様」採用! 特別な「アクア・ラフィネ」とは!
「安すぎだろ!」トヨタ「新シエンタ」コスパ最強すぎて“反響殺到”!「たった210万円で7人乗れる!」「ステーションワゴン代わりに“ちょうどいい”」の声も! 燃費もグッドな「賢者のミニバン」“素エンタ”こと「Xグレード」とは!
「250キロ以上トイレ無し」がついに“解消!” 333キロの無料区間に待望の新設 トイレ無し何キロに? 三陸道
9000億円「超巨大計画」が白紙に! 名古屋“ガリバー私鉄”に課された十字架、官民連携で再始動の行方とは
【試乗】価格も航続距離も驚異! 日本初のBYD製PHEV「シーライオン6」の走りを徹底チェック
トラックドライバーは刑務所ばりに監視されている! どこをどう走っているのかだけじゃなく「車内で何をしているか」まで問われる時代だった
合流で先端まで行く「ファスナー合流」 どんな方法? 「ズルいから入れさせたくない!」人もいるが…「渋滞解消&ストレスフリー」の効果も確認 「ドライバー全員」が励行すべき理由とは
「最先端」の正体はポンコツだった? サンフランシスコ大停電で見えた「ロボタクシー」の“自律”の限界
中国軍 2035年までに“大空母艦隊”創設へ!? 米空母だけでは対応困難 しかし中国側の課題もある?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント